2018-04-18 桜 「桜」厳しく辛い冬が過ぎ暖かくのどかな春うらら雲ひとつとてない蒼天の満開の桜の樹の下で僕たちはやっと巡り会う敷き詰められた菜の花の上をそよ風に花びらがちらちらと舞い心も千々に乱れて揺れるそう君が…君だったのか僕の心は何も見えていなかった桜の樹は何も語らずただ笑って枝を揺らし風吹く度に花びらを散らすだけ静寂の中にただ僕たちが在り互いの心を見つめ合った蒼天と桜と菜の花に包まれて(opus054).