詩集「セカンドムーヴメント」

緋熊熊五郎の詩作ペンネーム、緋熊加微由の詩集

2019-01-01から1ヶ月間の記事一覧

幻想に揺蕩う眠り姫

「幻想に揺蕩う眠り姫」時の流れを遡って流れ着いた眠り姫ふわり柔らかな髪が揺れ豊かな胸が静かに上下しているけど肩を揺さぶってもその瞼は開かない時折、にやりと笑っては何やら異言を呟いているどんな夢か幻想か分かる術がないけれど仲間に入れて欲しい…

空と海

「空と海」あの夏の日の澄み切った群青の空に強い日差しを浴びた深い海が染まるどこまでも高く、どこまでも深く爽やかな君の心のように僕を優しく包み込む君の心を自由にあの鳥のように飛べたなら僕はもう何も要らない (opus117)

恋空

恋空(改稿中)

夕暮れ

「夕暮れ」菫色に暮れゆく下町犬の遠哭きが響いていく寒さがジンと染みて息も白くなる隣にあったはずの君の温もりがとても懐かしくなる (opus115)