詩集「セカンドムーヴメント」

緋熊熊五郎の詩作ペンネーム、緋熊加微由の詩集

空と海


「空と海」

あの夏の日の澄み切った群青の空に

強い日差しを浴びた深い海が染まる

どこまでも高く、どこまでも深く

爽やかな君の心のように

僕を優しく包み込む

君の心を自由に

あの鳥のように飛べたなら

僕はもう何も要らない

(opus117)