詩集「セカンドムーヴメント」

緋熊熊五郎の詩作ペンネーム、緋熊加微由の詩集

不思議な魅力

「不思議な魅力」

茶色の羊毛のコートにくるまって

物静かに多くを語らない

取り澄ました顔で微笑む

不思議な魅力の乙女

.

ランチを食べながら

夏はスキューバ冬は乗馬と

静かな語り口の中に強い意志が覗く

いつの間にか心を引きつける乙女

.

後ろ髪を束ねて少女のように

はにかむことを知らず

いつも元気に話しかける

心を暖めてくれる乙女

(opus033)