2018-09-19 シロクマの夢 「シロクマの夢」果てしなき大地の片隅で潔い夏の青空が終わりを告げ目まぐるしく変わる秋雲の姿も消えてシロクマの頬を伝う涙が凍る頃心は揺れに揺れる洞窟で居心地のよい惰眠を貪ろうか極地で食べたことのないオーロラを捕らえようか荒野で見たことのない景色を探そうか日に日に日は短く益々風は冷たくなりやがて陽も永い冬眠に入る涙の山に埋もれる頃には大地も凍てつきブリザードが吹き荒れるだろう一面白銀になった世界の下でさらさら流れる小川の音と香しい草花の匂いそしてあの潔い青空を夢に見るだろう(opus072).写真は、 手持ち素材がなかったので、ネットのフリー素材パクタソさんから、シロクマさんです!