「拒絶されたこころ」君は何故、そうなんでも隠すの、秘密にするの君の心の中は迷宮、閉ざされた森の奥の湖沼木々の枝から滴った露が静かな湖面に波紋をさざ波のように広げて伝わっていくしんとした何の物音もしない世界湖沼の畔の洋館にただひとり立ちつく…
「積雪」一晩のうちに雪が10センチ積もった木々の枝の上に積もり頂から麓まで真っ白になった山が凛とした姿で屹立している普段は裸の銅像も純白の衣装をまとった降りしきる雪は大気中の塵を落とし空気は澄み渡ったシンシンと耳鳴りがする冬とはこういうもの…
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