詩集「セカンドムーヴメント」

緋熊熊五郎の詩作ペンネーム、緋熊加微由の詩集

2018-03-12から1日間の記事一覧

雪解け

「雪解け」心の真ん中にあった氷が大きな音を立てて砕け溶け落ちては大きな水流となって迸る全ての汚れを洗い流しながら残されたのは純白の光に満たされた純粋無垢の心(opus047).

不機嫌なヴィーナス

「不機嫌なヴィーナス」空気が凛として張り詰めた夜白銀に輝く月の光を浴びながら青白く佇む美の女神顔は無表情でいてどこかしら冷たい微笑を造っているように見える激しい感情を心の裡に隠すのは何故明るく朗らかだった貴女をそんなにも不機嫌にしたのは誰…