「山小屋」煙草を吸おうと八合目避難小屋を一歩出ると激しく風が吹き荒び、なけなしの体温を一気に奪い去る午後七時、岩手山、標高1,770m闇の帳が落ち、見えるはずの満天の星も雲に遮られている真夏だというのに寒さで身体が震え歯はガチガチ鳴り、煙草を咥…
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