詩集「セカンドムーヴメント」

緋熊熊五郎の詩作ペンネーム、緋熊加微由の詩集

2018-10-21から1日間の記事一覧

青空

「青空」青空はどこまでも青くずっとずーっと繋がっている君の見上げる空と同じ僕も見上げて君の幸せを願うよ世界の果てには虹色に輝く空があるかな赤、橙、黄緑、緑、青、紺、紫壁中に窓を散りばめて硝子の向こうにそんな景色を探したい今は別れ別れになっ…

溜息

「溜息」日が沈み夜の帳が下りる頃雲間から月が周囲を照らす夜のしじまに溶ける音色心を穏やかに解き放って今日の息災を振り返り明日の平安を瞬く星に願うそして君の心と溶けあうのは嗚呼いつになるのだろうか溜息が次から次に心から溢れていつの間にか空間…