2018-04-25 波紋 「波紋」青い空と白い雲の下で湖畔に立つ緑の大樹水面は鏡のように影を映し出すふっーと風がそよぎ葉から露がしたたり落ち波紋がひとつまたひとつと音もなく拡がり重なってやがてもとの鏡に還るすべての物音が吸収された静寂の世界の中で肉体に捉われた私の感覚が研ぎ澄まされる今までざわめいていた心も静まり鏡になる(opus056).