詩集「セカンドムーヴメント」

緋熊熊五郎の詩作ペンネーム、緋熊加微由の詩集

2017-12-26から1日間の記事一覧

「春」君なしで生きられないようにと企むことは幼い心僕は一歩離れてやり過ごすでも気持ちは勇気を奮って伝えたから目の前のものから選ぶのではなく一歩踏み込んで掴み取ることを待ち続けている君の心が伸びやかに生き生きと熱くなることを待っているそうす…

言葉

「言葉」言葉は想いの種子だ紙に植えておくと大きく育つそして膨らんでやがて弾け跳んで周囲の空間にその想いを撒き散らす僕の部屋には想いがたくさん転がっているどうか世界が幸せな想いで満たされますように(opus028).

「雪」雪が降る 積る空は霞み 少し先で空間が終わる六角形の結晶は全てを覆い世界を狭く小さくしている夜には気温が下がり全てを凍て尽くし荘厳な近寄り難い神殿を創出するのだろう(opus027).