詩集「セカンドムーヴメント」

緋熊熊五郎の詩作ペンネーム、緋熊加微由の詩集

燠火

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「燠火」

君に水をかけてもらったのに

未だに燻り続ける燠火

燃え盛る炎を氷で囲っていたのに

あの歌が全ての氷を溶かしてしまった

熱さに耐え切れずに消してもらったのに

未だに余熱が周囲を包み込んでいる

強風にも雪にも耐え、消えずに残る燠火

いつになったら消すことができるのだろう

(LED電球でもないのに)

(opus025)

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写真は、 手持ち素材がなかったので、

ネットのフリー素材パクタソさんから、

焚き火です!