詩集「セカンドムーヴメント」

緋熊熊五郎の詩作ペンネーム、緋熊加微由の詩集

捨てて


毎日毎日お疲れさま

心も擦り減っているかもしれないけれど

ここにおいで、ぬるま湯で温めてあげよう

心が元の嵩まで戻ったら

暖かい空気をいっぱい吹き込んであげよう

心がふわふわと浮かぶようになったら

思い切って悲しみは捨てて

ふたりで歓びを抱きしめあおう

(opus090)

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#優しい言の葉 「捨」